女子大生いろいろチャレンジブログ

北海道の獣医学生。漢検、断捨離、学校生活など。

実習記事最後!

この記事は「近況、近況2」の続きになります。漢検ミニマリストも全然関係なく、獣医学生の日常についてです。結構キツい話題なので、興味がある方だけご覧ください。


ついに先週、ラットの実習が終わりました。
性周期の観察も終わって、子宮観察のため殺すことになりました。
私の友達もそうだったんですが、「卵巣摘出の手術はいいけど、殺すのはイヤ。それは他の人にやってもらう」って考えで、手術した子は、殺すのには関わらないという人が多かったです。
私も最初はそうでした。手術は殺さないし、助けるためのものだけど、殺すのは他の人にやってもらおうって思っていました。

けど、よく考えてみてください。私が前回手術したのは、命を助けるためでもなんでもない。実験のためとはいえ、健康なラットに傷をつけた、本来そんな苦しみを味わう必要はなかったはずなのに、痛い思いをさせたのと同じことなんです。
鎮痛されていたとはいえ、開腹されて痛みや違和感が全くなかったなんて言い切れません。何も変わらず元気そうに動いていたけど、この1週間痛かったのだろうか、と思ったら、やはり最後に殺す役目も、私がやるべきなんじゃないかな、と思いました。

獣医学部に入る前はこんな考えを持つことはあり得なかったし、自分が動物を殺すことになるなんて思っても見なかった。
これは獣医の卵として成長してるのか、人として終わってるのか、今の私には分からないです。
ラットと向きあった上で、よく考えて私がやろうと思ったのだから、そこはいいと思うんですが、この実験自体必要なのかと言われると答えられないからです。
昔は技術が少ないから、本物を使わないとダメだったんでしょうが、今は3D技術とか、その辺は詳しくないから分からないんですが、擬似的な実験ってできなくないと思うんです。でもやっぱり費用は本物を使う以上にかかるだろうし、本物を使うことによって得られるものがあるんだ、とわかる日が来るのかもしれません。

実験自体は上手く行っていたので、ラットの命を無駄にしなくて本当に良かったです。予習の甲斐、みんなで協力した甲斐がありました。
いい意味でも悪い意味でも印象に残った実験でした。


幼稚な感想しか書けなくて情けないんですが、今回の実験で、言われたままの実験をするような学生にはなりたくないと思いました。
疑問を抱かず実験してる人を見て、アイヒマンを思い出さずにはいられませんでした。何も考えずに言われたことをこなせる同期を見ていると、優秀だし、強いし、受験勉強を突破してきたのにも頷けます。でもやっぱりこういう光景を見てると、若干の違和感と気持ちの悪さが残る。


長文ですみませんでした。しかも読んでても分からないこととか多いと思います。今日から冬休みに入り、一時期やられていたメンタルは回復したので、またぼちぼち内容を戻していきます!